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フッラ(古ノルド語: Fulla、おそらく「恩寵豊かな」の意)、あるいはフォラ(古高ドイツ語: Volla)は、北欧神話とゲルマン神話の女神である。北欧神話ではアース神族のひとりに数えられる。 『スノッリのエッダ』第一部『ギュルヴィたぶらかし』第35章で14柱の女神が列挙されるが、フッラは5番目に挙げられている。フッラは、12番目に挙がったフリーンと14番目に挙がったグナーとともに、女神フリッグに仕えているとされる。 北欧神話のフッラは黄金のバンドをしめ、トネリコの箱を持っており、女神フリッグの履物の手入れをする。そして、フリッグはフッラを信用して自身の秘密を打ち明ける。また人間との仲介役も任され、またバルドルが死んだ後、ヘルに在るバルドルから黄金の腕輪、あるいは指輪を贈られる。 フッラは13世紀に編集された初期の伝承の出典である古エッダと、13世紀にスノッリが著したスノッリのエッダやスカルド詩で、フォッラは10世紀に古高ドイツ語に匿名で記録された「メルゼブルクの呪文」の「馬の呪文」で存在が裏付けられる。フォラは「メルゼブルクの呪文」では傷ついたフォルの子馬の治療を補助するが、彼女をフリッグの姉妹とする説もある。研究者はこれらの女神の密接な関わりについての学説を提唱している。
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