high chromium, low carbon stainless steel type
フェライト系ステンレス鋼(フェライトけいステンレスこう)とは、常温でフェライトを組織とする組成を持つ、ステンレス鋼の一種である。ステンレス鋼における金属組織別分類の1つで、他には「マルテンサイト系ステンレス鋼」「オーステナイト系ステンレス鋼」「オーステナイト・フェライト系ステンレス鋼」「析出硬化系ステンレス鋼」の4つがある。フェライト系はステンレス鋼の耐食性を生み出すクロムを主成分として含み、「クロム系ステンレス鋼」に分類される。 フェライト系の中にも様々なバリエーションの鋼種があり、クロム以外では、モリブデン、ニオブ、銅、チタンなどの合金元素が性能向上のために添加される。クロム含有量は、フェライト系の代表的鋼種の場合で 18 %(質量パーセント濃度)程度である。日本工業規格(JIS)で制定されているものとしては、SUS430が代表例である。特に、炭素および窒素の含有量を 0.03 % 以下のような極低量まで低減してチタンやニオブなどの炭化物安定化元素を添加し、耐食性や加工性を従来のフェライト系ステンレス鋼よりも高めた鋼種を高純度フェライト系ステンレス鋼と呼ぶ。 フェライト系は高い強度を持つほうではないが、ステンレス鋼の中では廉価な鋼種である。一般的な鋼と同じく、磁性を持つ。代表的・標準的な鋼種で比較すると、フェライト系の耐食性はステンレス鋼の中では高いほうではない。一方で、高純度化や合金元素の添加により、高い耐食性を持つフェライト系の鋼種もある。
Abstract from DBpedia / Wikipedia · CC BY-SA
Discovered by embedding cosine similarity (sentence-transformers MiniLM, 384-dim).