Wikidata facts
- Instance of
- difference
- Named after
- Willis Lamb
- Image
- Hydrogen fine structure2.svg
Show 2 more facts
- facet of
- hydrogen atom
- Commons category
- Lamb shift
Sources (2)
via Wikidata · CC0
Article · 日本語
ラムシフト (英: Lamb shift) は、原子中の電子のエネルギー準位がずれる現象である。 1947年、ウィリス・ラムとポリカプ・クッシュが、超短波による核磁気共鳴実験から、水素原子の2s軌道、2p軌道の電子のエネルギー準位に、ごく僅かに差があることを発見した。 ディラックの電子論によると水素原子の2s、2p軌道は縮退しているとされ、ラムシフトは説明できなかった。後に、ラムシフトは真空エネルギーのゆらぎと軌道上の電子との相互作用により生じることが明らかとなった。このためラムシフトはホーキング放射の予測に重要な役割を果たした。 この現象が最初に観測されたのは1947年のラム・ラザフォード実験で行われた水素原子のマイクロ波スペクトル計測である。この結果が契機となり繰り込み理論が生まれ、朝永振一郎、リチャード・P・ファインマン、ジュリアン・シュウィンガー、フリードマン・ダイソンらにより量子電磁力学の完成に至った。ラムはこの功績により1955年にノーベル物理学賞を受賞した。 現在、水素原子のほかヘリウム原子で確認されている。
Abstract from DBpedia / Wikipedia · CC BY-SA