
SPECIES
カリフラワーモザイクウイルス 分類(ウイルス) 群 : 第7群(2本鎖DNA逆転写) 科 : カリモウイルス科 Caulimoviridae 属 : カリモウイルス属 Caulimovirus 種 : カリフラワーモザイクウイルス Cauliflower mosaic virus カリフラワーモザイクウイルス(Cauliflower mosaic virus:CaMV)は植物に感染するウイルスで、カリモウイルス科カリモウイルス属に属す。ゲノムは環状二本鎖DNAであるが、逆転写酵素を持ち増殖過程でRNAを介して複製する(パラレトロウイルス)。植物の遺伝子工学の材料としてもよく用いられる。 主にアブラナ科の植物にモザイク症状を起こし、アブラムシにより媒介される。 ビリオン(ウイルス粒子)はエンベロープがなく、直径52nmの正二十面体のカプシドからなる。DNAは約8.0キロ塩基対の環状二本鎖であるが、完全に連続ではなくギャップが3箇所ある。宿主細胞に感染の後、ギャップが修復されスーパーコイル型DNAとなりヒストンと結合してミニ染色体を形成する。 ゲノムDNA上には7個の同じ向きのオープンリーディングフレーム(ORF)がある。 DNAからの転写により、全ゲノムからなる35S RNA(末端に重複配列がある)と短い19S RNAができる。 35S RNAの転写プロモーターは非常に強力で、植物の遺伝子工学にもよく用いられる。35S RNAは複製中間体で、これからの逆転写により新しいDNAが作られる。またポリシストロニックな(polycistronic、複数の遺伝子を発現する)mRNAとしても機能する。上流側には6個のオープンリーディングフレーム(ORF)があり、これらはすぐ隣り合ったり重なったり(読み枠が異なる)している。 その下流側には少し離れてもう1つのORF(ORF VI)があり、これは19S RNAから発現される。ORF VIのタンパク質は35S RNA上のORFの翻訳を制御し、また新たなビリオンを蓄える封入体を形成する。 ORF Vは逆転写酵素、RNアーゼおよびプロテアーゼをコードし、これによりゲノムの複製が行われる。ORF IVはカプシドタンパク質をコードする。新しく作られたビリオンは封入体に移動し、細胞外に放出される。 ウイルスはORF I産物により植物体内を移動し、またORF II産物によりアブラムシへの移動を行う。 「https://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=カリフラワーモザイクウイルス&oldid=61402777」から取得 カテゴリ: ウイルス 植物の病気
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Discovered by embedding cosine similarity (sentence-transformers MiniLM, 384-dim).